【ご案内】イノベーション・ジャパン2008に出展します〔9月16日~18日〕 

 

 平成20年9月16日から18日に東京国際フォーラムで開催されます「イノベーション・ジャパン2008」に出展し,金沢大学の産学官連携推進活動や技術移転可能な研究成果について紹介します。

  ☆イノベーション・ジャパン2008HP:http://expo.nikkeibp.co.jp/innovation/index.html



 本学からの出展内容は以下のとおりです。

  

分野 代表者 概要

 

医療・

健康
 

 

東田 陽博教授

 

医薬保健研究域

医学系

 

「自閉症に福音 CD38による診断と治療」

 

技術の概要:本技術は,自閉症などのオキシトシン系の異常を伴う疾患を治療又は予防するための医薬の評価方法を提供する。また,本技術はCD38遺伝子領域上の変異を 検出することで,自閉症などのオキシトシン系の異常を伴う疾患の素因を検査する方法を提供する。本技術の基となった研究は,Nature 446, 41-45 (1 March 2007)に掲載された。

産業界へのアピールポイント: 本技術は,自閉症の治療/予防薬の新規開発ツールを提供する。また,本技術を基礎として自閉症の遺伝子診断が確立される可能性がある。本技術は,自閉症の正確な診断,予防,根本的治療の一連の可能性を秘めている。

想定される用途: 自閉症などのオキシトシン系の異常を伴う疾患の治療又は予防のための医薬品開発,及び診断キット開発。

 

山嶋 哲盛

准教授

 

医薬保健研究域

医学系

 

「多価不飽和脂肪酸による高次脳機能(記憶・認知)障害の改善」

 

技術の概要:高次脳機能とは,物事を学ぶ・相手の言葉を理解して話す・手順を考えて行動する・仕事や勉強,趣味などに集中する・必要な記憶を正確に思い出し約束を守る など,日常・社会生活に必要な基本的脳活動であり,脳卒中や頭部外傷によりその機能が損なわれると生活に大きな支障をきたす。発明者は,オリジナルな評価 方法により,多価不飽和脂肪酸による改善効果を客観的に示すことに成功した。

産業界へのアピールポイント: 脳卒中や頭部外傷など,高次脳機能障害は誰にでも起こる可能性があるが,客観的な評価が困難であり患者は必ずしも正当な評価を受けてこなかった。薬剤候補の効果の確認に利用可能な信頼できる評価方法が重要である。

想定される用途: 高次脳機能障害改善薬又は高次脳機能障害改善食品・サプリメントなど

 

 IT

 

北川 章夫

准教授

 

  理工  研究域

電子情報学系

「小型ESR測定装置の開発とその応用」

技術の概要:従来の電子スピン共鳴分光(ESR)装置は,600kg~2t程度の重量を持ったものであった。従来製品では,電子スピン共鳴は空洞共振器による電力損失 として測定されていたが,この現象を集積回路の微細加工技術を利用できるインピーダンスの変化として測定する方法に変更することで,小型化・高精度化・低 コスト化を同時に実現できることを示した。

産業界へのアピールポイント: ESR分光装置は,近年医学・農学・食品などの分野で利用されているが,大型の装置であるため応用は進んでいなかった。小型化によ り,微量分析や測定場所や環境を選ばないことによる新しいニーズが期待される。

想定される用途: 格子欠陥の検出など半導体材料評価,食品の鮮度や血液診断等の生体分析,活性酸素等のフリーラジカルの計測等

 

八木谷 聡

准教授

 

  理工  研究域

電子情報学系

「電磁界空間分布可視化装置~見えない電磁界を見る~」

技術の概要:被測定物周辺をセンサでなぞると,そのビデオ映像上で電磁界の空間分布が強度に応じてカラー表示され,見えない電磁界分布が直感的に認識できる。また,被 測定物にかざすだけで電波強度の2次元分布を高速に計測・可視化できるシート状センサも新規開発。これは,電波吸収機能を併せ持ち,反射等により被測定環 境を乱さず,パルス状の電波ノイズ分布もリアルタイムで検出・可視化する。

産業界へのアピールポイント: CEATEC JAPAN2007で好評を博した,ハンディセンサで被測定物周辺をなぞるタイプに加え,シート状センサを被測定物にかざす【新作試作機】も御覧頂きます。直感的に分かりやすく「電磁界が見える!」

想定される用途: 電子機器のEMC対策,電磁環境の計測,電磁気学や電波工学の教育ツール

 

知財本部

 

 

・金沢大学の新組織「産学官連携推進本部」,「イノベーション創成センター」の紹介及び金沢大学ティ・エル・オー〔KUTLO〕の過去6年間の技術移転実績。

・新企画の<日本海地域大学イノベーション技術移転機能(KUTLO-NITT)事業>の紹介。構成員,提携大学名など。