【報告】産学官連携セミナーを開催しました 

  



 平成21年10月27日(火)、石川県地場産業センター新館 コンベンションホールにて、寸劇形式による、 「産学官連携セミナー」が開催されました。

 

このセミナーは、第1部に、交渉のプロ6人が産学官連携交渉場面を寸劇で実現し、来場者の方へ面白く産学官連携を理解していただこうという企画です。

 

あらすじは下記のとおりですが、これからのあるべき産学官連携の姿を紹介し、来場者の反応も「わかりやすい」と大変、評判のよいものでした。

 

また、寸劇終了後の第2部では、大学等の研究シーズをパネル展示し、企業様との産学官連携マッチングも行いました。

 

会場には、予想を上回る130名程の来場者が訪れ、学と官が協力して、産に情報発信を行うまたとない機会となりました。

 

第一部のあらすじ・出演者および第二部の研究発表テーマは以下のとおりです。

 

 2003年、スターソニックコーポレーションと東都大学は,東都大学の藤野教
授が開発した技術を巡って、共同研究交渉を行った。
共同研究契約は締結されるが,お互いの立場のみを主張しあうだけの実りあるよ
うなものではなかった。
時は移って2009年、スターソニックコーポレーションは藤野教授の技術の導
入がうまくいかず、新たな事業の開発に乗り出す。
それは、単なる企業と大学のお付合いから、真のパートナーシップとイノベー
ションを求める画期的な提案だった・・・・。

(その後、両者の交渉がうまくまとまった。)

この劇の結論は、”企業は、大学に対し技術課題の依頼から経営課題の依頼へ変えるべきである”ということであった。

 

 

発明協会石川県支部武田事務局長による司会  金沢大学長野理事(研究/国際担当)による開会挨拶

 観客席側から                          劇がスタートしました。

6名の演者の方々による交渉場面の再現!

 

   第2部「産学官マッチング」の様子。右側が工業試験場、中央が金沢大学、左側が石川県立大学

 

 

 第1部出演者

 ・尾形 偉幸 氏
 アークレイ㈱ 研究開発部 知財責任者
 (元日本電気㈱ 知的資産統括本部 支配人)
・荻野 誠 氏
 ㈱日立製作所 知的財産権本部 戦略企画室長
・小林 亨 氏
 月島機械㈱ 法務部 次長
・原 豊 氏
 アドバンスト・ソフトマテリアルズ㈱ 代表取締役社長
・原嶋 克巳 氏
 太陽国際特許事務所 理事 業務推進室長
 (元富士ゼロックス㈱ 知的財産部 シニアライセンスエグゼクティブ)
・藤野 仁三 氏
 東京理科大学専門職大学院 知的財産戦略専攻 教授
 

  第2部出演者

 金沢大学

・「高性能水質浄化装置」
環日本海域環境研究センター 教授 漬水宣明


・「自由曲面製品の板厚を高速で高密度に測定する全自動システム」
理工研究域機械工学系 准教授 浅川直紀


・「レーザ処理による切削加工のバリ発生抑制」
理工研究域機械工学系 講師 田中隆太郎


・「ハイドロカルサイトを用いたヒ素の無毒不溶化」
環日本海域環境研究センター 助教 福士圭介


・「磁歪材料を用いたマイクロ球面モータ」
理工研究域電子情報学系 准教授 上野敏幸


・「環境に適合した竹チップ発酵熱回収技術の開発」
理工研究域環境デザイン学系 教授 関平和


・「集束ビーム使用指向性ステレオ再生システム」
理工研究域電子情報学系 教授 西川清


・「情報を風で表す新システム」
理工研究域電子情報学系 大学院生 Jovan David

 

 

 


石川県立大学


・「飼料稲で牛乳・牛肉作り」
生産科学科 教授 石田元彦

・「農業用水を裡利用したマイクロ発電システムの開発」
環境科学科 准教授 瀧本裕士


・「新しい高品質濃縮法-界面前進凍結濃縮法による
食品新素材開発」
食品科学科 教授 宮脇長人


・「ゼニゴケによる有用物質生産のための植物工場」
生物資源工学研究所 教授 大山莞爾


・「都市エリア事業:発酵菌叢の遺伝子解析に基づく、
新規発酵技術・食品の開発」
生物資源工学研究所 教授 熊谷英彦

 

 


工業試験場


・「高付加価値成形のためのプレス加工技術の研究」
機械金属部 多加充彦 研究主幹


・「高周波帯用電波吸収体の材料定数測定システムの開発」
電子情報部 杉浦宏和 主任技師


・「高密度実装における銅マイグレーションの抑制」
電子情報部 筒口善央 専門研究員


・「土木用高性能合成繊維の開発」
繊維生活部 奥村航 主任技師


・「ナノ粒子を用いた食器洗浄機対応漆器の開発」
繊維生活部 梶井紀孝 研究員


・「油汚染環境を修復する微生物製剤の開発」
化学食品部 井上智実 専門研究員


・「防錆性能を有する薄膜の開発」
化学食品部 嶋田一裕 主任技師